抗真菌を詳しく解説

清潔にして抗真菌薬を使っていても真菌はうつる?

真菌に感染して抗真菌薬を使っている人は他人へうつしてしまわないようにさまざまなことに注意をする必要がありますが、その中で時折疑問とされるのが「清潔にして抗真菌薬を使っていても真菌はうつるのか」ということです。
これについてはその感染症がどういったもので、状態的にはどこまで治っているのかによって答えが異なってくるのですが、基本的には清潔にして抗真菌薬を使っていてもうつるリスクはあるとして考えた方が良いでしょう。
そもそも抗真菌薬は使い始めてすぐに真菌を死滅させられるような薬ではありません。
例えば水虫の場合は使用開始から一ヶ月ほどで症状は落ち着きますが、原因となる白癬菌はまだ皮膚に残っています。
そのためその白癬菌が例えば公衆浴場のマットなどに移動して、そこから他人に感染するということは十分あり得る話です。
ただしこれはあくまでも可能性の話にすぎません。
実際のところうつると言っても真菌が少し人の肌についただけで爆発的に増殖することはありませんし、そもそも多少肌に真菌がついたとしてもしっかりと清潔にして、かつ乾燥させていれば自然にその真菌は死滅します。
もちろん相手がそのことを知らなかった場合であっても、誰かから真菌を少しもらって病気が発症するということであれば元々その人の生活習慣に多少なりの問題があると言えるでしょう。
だからと言って他人に積極的にうつしていい、他人のことは考える必要は無いとまでは言えませんが、抗真菌薬を使っているからと言って必要以上に感染拡大を恐れる必要は無いわけです。
完治するまではしっかり抗真菌薬を使って対処することは必要ですが、あまり重く考えすぎずに適度に気楽に考えて治療を続けるようにしましょう。